技能五輪PRバージョンのっぽ発売記念

(2007/02/02 Fri)
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 今年の1月15日からノーマルのっぽのパッケージが「技能五輪PRバージョン」に変わりました。11月の大会当日まで販売されるとのこと。売り場で初めて見て「おおっ、何かのっぽが変わってる!」と思った人も多いんじゃないでしょうか?
 技能五輪は正式には「技能五輪国際大会」と言って、今年11月に沼津市で開催される「技」の世界一を競うオリンピック大会で、沼津生まれののっぽパンもこの大会のPRに一役買おうというものです。
 今回は「技能五輪って何なの?」「何でのっぽなの?」ということを聞きたくて、またまた直撃インタビューを行いました!(対談に近いですが・・・)
 対応していただいたのは潟Gヌビーエスの長谷川さんと高橋さん、それに沼津市の技能五輪国際大会推進局で大会PRなどを担当しておられる青木さんです。
(聞き手)のっぽワールド

■はじめに
――――今日は本当にお忙しいところをインタビューに応じていただき、ありがとうございます。本日はよろしくお願いいたします。

長谷川 「のっぽワールド」もう5万ヒットを超えたんですね。すごいですね。最近では、私達も社内外の誰かと話をしていても「詳しいことはのっぽワールドを見てください」って言ってますから(笑)

――――本当ですか?それはうれしいですね!

長谷川 当社のホームページに来てくれる人の楽しみは多くがのっぽパンだと思いますので、遅まきながら情報の発信元として恥ずかしくない内容にしていきたいなと思っています。
■技能五輪PRバージョンのっぽ
――――そんな看板商品であるのっぽパンに技能五輪のPR広告を入れるなんて、すごい太っ腹だなーって思ったんですけれど。

青木 私も長く技能五輪の担当でいながら、「あるといいな」って思っていたんですよ。ただ、こういう形で本当に、一番基本的なのっぽに入るとは思っていなかったんで… あるとすれば特別バージョンなのかなって。だから、すごく、いいですよ。

長谷川 今回、技能五輪PRバージョンのっぽをやらせていただいて、我々も売り場でこれを見ますと、仕掛けた当事者のはずなのに、「おっ」って(笑)皆さんも似たような感じでしょうか?

青木 そうそう(笑)

長谷川 (のっぽがたくさんパン箱に横たわっているのを指して)我々が会社で見ているのはこういう景色なんですよ。

高橋 (パン箱ののっぽをごそっと縦に並べて)それが売り場ではこういう風に並んでるわけです。

長谷川 (笑)イトーヨーカドーだったっけ?これが山のように並んでいて…

――――あー、ありました。売り場に技能五輪PRの旗も置いてありましたね。

高橋 思わず、ああ、コレうちの製品だったんだなぁっ、て(笑)

青木 私、店で見るとこうやって「ぬまりん」マークが見えるよう全部表を上にしてくるの。

――――ところでこの「ぬまりん」はどうやって決まったんですか?

青木 沼津では、技能五輪で来られるお客さまを、まち全体でお迎えしようという「ごきげん、ぬまづ。」キャンペーンをやっています。昨年、シンボルマークの愛称を募集したんですが、全国から1500点以上の応募があったんですよ。その中から選ばれたのが「ぬまりん」。
 「沼津」の「ぬま」に「五輪」の「りん」と、沼津はやっぱり「海」ということで「マリン」の「りん」という組み合わせとか。名付け親は埼玉県の方なんですけど、たまたま毎年沼津に遊びに来ている方で、ご本人もご家族もとても喜んでくださいました。


――――すごい倍率だったんですねー。沼津というとやっぱり海なんですね。名前もデザインもシンプルでのっぽのパッケージにもなじんでますよね。

――――今、技能五輪PRバージョンのっぽは、一日何本ぐらいの生産量なんですか?

長谷川 そうですね、日によってばらつきがあるんですけれども、やっぱりトータルすると約1万本ですね。

――――じゃあ、今までのノーマルのっぽと同じような感じですね。これを持っていって、お店の感触とかはどうでしたか?バージョンが変わった反応というか。

長谷川 正直、高橋はあのテレビ(注)の自分の説明をまだ見てないんだそうですけど。やっぱり、我々の営業もそうなんですけど、パッケージが変わったのは見ればすぐ分るけれども、「技能五輪」っていうのが何なのかを一番説明しなきゃならなかったですね。当然、我々の営業マンが知らないのにお店に説明することは出来ませんので。
 マークを入れる、お店に並ぶ、お客さんが買って行って、裏かなんか読んでもらって興味がある人はホームページか何かを見てくれるかもしれないし。そういう効果もあるかもしれないですし、社内的にも販売に携わる人間は技能五輪のことを勉強してもらって、お店で商談するときに「技能五輪っていうのはこういう大会で、エヌビーとしてはこういう風に協力して…」っていうことを話しているので、そういう部分での広まりっていうのも店頭には出ない効果なんでしょうけども。口で伝えられている部分というのは意外な効果なのかなと思いますね。

(注)(1月27日(土)テレビ静岡「特報!しずおか 世界の技・沼津に 技能五輪国際大会」に高橋さんが出演)


(番組では技能五輪PRバージョンのっぽが紹介された)

――――そうですね。これがひとつのきっかけとなって技能五輪が少しでも話題になってくれれば大成功ですよね。なんとなく、このパッケージが変わってからのっぽを食べる機会が増えたような気がします。家族が「のっぽパンがこんなになってたよ!」って買ってくるとか。

長谷川 昨日、2月1日で1月の数字が出たんですけど、1月15日からという非常に中途半端なタイミングだったにも関わらず、パッケージ変更前の12月と比べると、だいたい12〜3%くらい伸びているようなんですね。

――――おおー。売り上げにも効果が出ているんですね。

長谷川 後半の15日間だけなのに、既に12〜3%アップしているので、単純に考えると丸々1ヶ月だったら20数%伸びていたのかなと。中身が変わっているわけでもないのに、2割も伸びるっていうのは、このご時勢でなかなかないですよ。

――――なぜ発売日を1月15日にしたんですか?

長谷川 いやあ、正直なところ間に合うタイミングで一番早いのが1月15日だったということなんですけどね。

高橋 できれば1日からやりたかったですけどね。

――――この企画って、どちらから言い出したことなんですか?技能五輪さんがお願いしたのか、それともエヌビーエスさんの方で「うちがPR商品やってもいいよ」って話をしたのか…

長谷川 まあ、どちらからというと、その瞬間を見てなかったので(笑)「WAZAフェスタ」ですとか、これまでずっと技能五輪を盛り上げる仕掛けとしてやってきたじゃないですか。それで、静岡県に、沼津市に誘致しようって頃から「WAZAフェスタ」等々に絡ませていただいて、いざ静岡でやることが決まったら、沼津でやることが決まったら、協力しますよっていう話の中で本決まりになって、で、じゃあ協力は何やりましょうかと。宣伝が必要だと。じゃあ、うちののっぽパンに入れましょうと。
 まあ、のっぽパンに入れるというのは具体的に決まってたわけではないんですけれど。今、とりあえずとりかからなくてはならないのが「告知」ということのなかで、じゃあのっぽパンに入れましょうという感じですね。だから、もうごくごく自然にですね。


――――これまでも協力してきて、そういう流れがあったんですね。

高橋 告知する以上は多くの人に見てもらえなければと。多くの人に見てもらうためにはのっぽしかないんじゃないかと。


(「どちらから言い出したんですか?」「もう、ごくごく自然にですね」)
■なぜ「のっぽパン」でPRなのか
――――のっぽ以外の商品に告知をいれるという案はなかったんですか?

長谷川 案としては一応、なくもなく。

高橋 ありもあり、という(笑)まあ、まずは看板商品であるのっぽで告知をして第2弾、第3弾でいろいろと仕掛けていこう、と。

――――ということは第2弾、第3弾もある、と。

長谷川 ええ、あります。まあ、やる側としてはのっぽパンというのはスペースが狭いんですね。

――――のっぽはパッケージも細長いですからね。

高橋 できればこういう食パンみたいな四角いのがいいんですが。

長谷川 これだけ言っておいて最後は「詳しくはホームページを見て」ですからね。本当は高橋の言う食パンとか、クリーミーブレッドみたいな裏面の平らなスペースが広い商品なら、相当な文面を入れられるんでしょうけど。ただ、まあ、それもうちの看板商品だっていうことと、出荷の数量が一番多いということで。
 やっぱり、のっぽパンに入れるっていうことは象徴的なことですよね。他のワケノワカラナイ商品に入れるっていうのは、エヌビーとしてもその程度の取り組みなんだと見られてしまいますから。


――――のっぽに入れるっていうことが意味があるんですね。
■第2弾、第3弾の予定は
――――先ほど、第2弾、第3弾なんてお話が出ていたんですが、もしよろしければ今後の出る予定なんかも教えていただけますか?

高橋 一応、第2弾まではほぼ決まっていまして、新聞にも載ったんですけど、企画自体も決まっていまして、JAなんすんさんとコラボレーションして沼津茶を使用した特製クリームを作りまして、「沼津茶のっぽ」というのを出します。

――――沼津色全開ですね。すばらしい〜。

高橋 名前は予定では「沼津茶のっぽ」のはずなんですけど。もしJAさんがいきなり「ぬまっちゃ」とかにしてたら聞いてないよって(笑)一応、これを4月に発売する予定です。

――――うーん、楽しみですね。第2弾まで決まってるんですね。

長谷川 お茶としては初めてではなくて、静岡茶でもやりましたし、宇治茶でもやりましたし、実績はあるんですけどね。まあ、地元の素材を使ったっていう意味では初めての商品ですね。市役所さんにご紹介いただくような形で企画が始まっていったわけですけど、「JA」というマークならびに「JAなんすん」というロゴも全部入れてもらってかまわないということになりまして。「なんちゃってコラボ」ではなく。

――――ほんとのコラボですね。

長谷川 ロゴというのは企業の顔なんです。これを入れさせていただけるということで、JAなんすんさんのロゴは地元の人は見れば分かりますし、JAっていうロゴはそれこそ全国共通ですからね。それを入れられるっていることは、やはり技能五輪PRということで認めてもらえたのかなと。そういう意味で、技能五輪と、のっぽと、JAなんすんが本当の意味でコラボレーションできたんじゃないかと思います。

――――そうですね、本当に技能五輪、地元である沼津、地元企業エヌビーエスさんが一体となって盛り上げていこうという気持ちが全部「技能五輪・沼津茶のっぽ」には集約していますね。

長谷川 せっかく技能五輪ということで盛り上がっても、終わった後に何も残らなくては意味が半減してしまいますから。やはり後に余韻が残るような、そんな何かが残せたらいいと思います。

高橋 ものづくりの観点からも「沼津茶クリーム」っていうもの自体、これまでないですからね。地域と連携しつつ、技やものづくりで地域に貢献していけたら一番いいですね。

青木 これって意味があることだと思いますよ。これまでは行政とかが「沼津には沼津茶があるんだよ」って言ってたのを、こうやって別の企業さんが沼津茶の商品を作ってくれるというのは画期的なことなんじゃないですか。

長谷川 やはりこれも技能五輪という橋渡しがあったからこそ、実現できたことではないかと思います。市役所さんの紹介があったとはいえ、JAなんすんさんという、ある種公共的な企業さんとのコラボレーションができたわけですから。これから後も、「じゃあ次の年も新茶の季節に」なんて話がありうるわけですからね。

――――今年だけのイベント向け企画というだけではなくて、今後につながるひとつのきっかけですよね。

長谷川 まだまだ11月まで時間があるので、本来の企業戦略としてはちょっと早すぎると思うんですよね。やはり実際にもっともっと盛り上がってくるのは、開催が目前に迫ってからだと思いますので、その時期に合わせて商品を出すのが販売のタイミングとしては一番良いはずなんです。
 でも、この告知板や沼津茶のっぽがいい感じで成功してくれれば、まだ時間があるということで、もっと広がりを期待できると思うんですよね。
 今、受験シーズンに合わせた「受験コーナー」とかお店にあるじゃないですか。


――――「KitKat」で「きっと勝つ」とか。最近はわりと多いですね。

長谷川 あれもどこかの会社の方が考えたんだと思いますが、同じようなことが技能五輪の関連商品でもできたら素敵だなと。

――――スーパーの一角に「ぬまりん」コーナーが出来たらいいですねぇ。

青木 いいですね。今、JAなんすんさんが「沼津茶」のボトルに技能五輪のマークを入れてくれるという話はあるんですけど、他にもおまんじゅうの上のところに「ぬまりん」のマークを入れるなんていう話もあるんですよ。それに実現できたら楽しいし。

長谷川 こういうことに興味を持っている企業は、当社の取引先様でもあるんですよ。例えば技能五輪のPRの旗を置きたいんだけどなんて言われて、「のっぽの売り場に置くなら弊社を通して協力が出来ますよ」と言うと、「いや、店の外に置きたいんだけど」と。ですから、そういうお店さんなら技能五輪コーナーを作ってくれると思うんですよね。あともう何品かあれば、技能五輪関連商品でコーナーができるんじゃないでしょうか。


(「売り場に技能五輪商品コーナーを作りたいですね!」)

――――やはり地元でやる大きな大会ですから、皆さん、何か協力したいという気持ちはあるんじゃないでしょうか。ただ、その協力の仕方が分からない。小売店さんだったら、そんなときにこういう技能五輪関連商品があれば、販売することで協力することができる。そんなふうに感じているのかもしれないですね。

長谷川 そう思っているお店さんは実際におられますから、そういう切り口が実現できたら、本当に作る側、売る側、買う側も盛り上がりますし、皆が楽しくできますよね。もちろん産業も盛り上がりますしね。

青木 これは持ち帰りだな…(メモしながら)

長谷川 まあ、それが第3弾かなって思っているんですよ。

――――そうすると、第3弾というのは必ずしものっぽの新商品ではなくて、何か広がりを持ったキャンペーンのような感じなのでしょうか?

長谷川 そうですね。それが9月とか10月とかにできると、一番いい時期にちょうどトップスピードで技能五輪の本番に入れるのではないかなと。

高橋 8月だとちょっと早いですし、夏にパンを期待されても(笑)

長谷川 第4コーナーの出口あたりでバテる感じかな。

高橋 やはり9月、10月から盛り上げたいですよね。

長谷川 そのためにも「沼津茶のっぽ」には盛り上がってもらいたいですね。どこいっても売ってないじゃないかという話だと、ちょっとね。

高橋 それこそ何万本作っても足りなくなっちゃうというなら嬉しいですけどね。エヌビーばかりにおいしい思いをさせられないくらいの感じになれば、他にも技能五輪関連商品をやらせてくれという企業さんの声も増えてくるでしょうからね。


――――沼津全体の中で、あの店からはこれが、こっちの会社からはこれがと商品が出てきたら、それが本当の盛り上がるってことなのかなと思います。

長谷川 本当にそういうことになれば、当社でも商談をかけられますから。当社の商品だけじゃなくて、他社さんの製品も紹介させていただく形で「売り場に“島”を作りましょうよ」って。

――――やっぱりせっかくのPRバージョン商品ですから、目に付くところにあってほしいですよね。

長谷川 やはり、色んな異業種の皆さんとでコーナーを作りたいですね。パンあり、豆腐あり、飲料ありとか(笑)異業種で作る「沼津特産 技能五輪商品コーナー」です。

青木 長くやっていると、どうしても盛り上がり方が身内中心になってくるんですよね。だから、いかに外に盛り上がりの輪を広げていくかが大切だと思いますよ。

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